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事業内容

越前市家久町にある公共下水道最終処理施設「家久浄化センター」内にあり、主に運転管理業務、保守点検業務・水質試験業務・マンホールポンプ場の保守点検業務等を行っています。

2,900㎡の敷地内に管理本館、沈砂池棟、水処理棟、汚泥処理棟など大きな建物があり、その中にはポンプやブロワー等の機械類や、大きな沈殿池など多様な設備が配置され、稼働しています。また、処理水水質宣伝の一環として蛍の飼育をしており、毎年6月には浄化センターで蛍祭りが行われ多くの市民が蛍の幽玄な光を見に訪れます。

浄化センターは、365日の24時間連続運転で、1日たりとも止める事の出来ない施設です。
また、汚れた水をきれいにして環境に戻すという重要な役割を持った施設です。

運転管理業務

中央監視室

下水は一日中流入しますので、中央監視方式1日24時間の運転制御を実施しています。多くの設備類は自動化されていますが、一方では流入水のポンプ制御、エアレーションタンクのDOへの切り替えなど、まだ多くの重要な業務を人手で行っています。これらの業務に対して、休日や夜間でも常時1名置き、万全の体制で臨んでいます。

現場では脱水機運転、ボイラー運転(消化槽加温)、又消化ガスの硫化水素や炭酸ガスの濃度測定作業も行います。

保守点検業務

機械、電気設備は、運転頻度や重要性により、日常点検、週点検、1ヶ月点検、3ヶ月点検、6ヶ月点検、年点検に分けて保守に当たっています。
近年は機器の老朽化が進み、故障も多くなり、修繕補修を行っています。

その他にも、付属施設清掃、塗装補修など大切な業務があります。

水質試験業務

最終沈殿池

毎日水処理施設や汚泥処理施設でサンプリングした水や汚泥を管理本館1階にある水質試験室で検査します。活性汚泥試験や汚泥濃度測定など、水質管理上重要な試験項目は、毎日行います。処理水の水質は、下水道法などで基準があり、これに懸かる分析項目は、週に1回行います。これらの水質試験によって得られた情報を基に、各施設の運転の指示をします。

下水処理の主役は活性汚泥微生物であり、微生物が死んだり、弱らない様に毎日の点検で、下水の外観や臭気などの異常を早く発見し、対策をとる事が大事になります。

水質担当者は、適切な判断を下せる様つねに現場を見て歩き、流れている下水の様子や、エアレーションタンク、最終沈殿池を観察して、以上をいち早く察知できるよう心がけています。

マンホールポンプ場の保守点検業務 

越前市内に、現在67ヶ所のマンホールポンプ場があります。これは、河川が存在する為に直接下水本管に配管接続できない場合や立地が低い場所である為に設置した施設です。1ヶ月に一度点検清掃を実施します。

又、故障や異常が発生すれば浄化センターに自動的に通報があり、即現場に直行して復帰にあたります。大雨の際には高水位通報を受信し、通常水位に戻るまで現場で対応しなければなりません。

蛍飼育

 
  • 蛍飼育
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平成2年度から処理水水質宣伝の目的で蛍を飼育しており、産卵から羽化までの1年を通して飼育します。

産卵や孵化は毎年順調ですが、幼虫の飼育が大変で、途中で大量に死んだり、成長せずに最後まで小さいままだった年もありま、いまだに蛍飼育の難しさに苦労をしています。
幼虫は3月まで水槽で飼育し、その後浄化センター内の親水水路に放流します。

5月下旬に羽化し、蛍祭りには約数千匹の蛍が飛び交い、幽玄の世界を作り出して、沢山の来場者を感動させています。この蛍祭りは毎年恒例の行事になっています。

環境マネジメントシステム「KES」の取組み

KES 環境マネジメントシステム認証登録証

21世紀は「環境の世紀」と呼ばれています。
恵み豊かな地球環境を我々子孫に引き継ぐ目的で、国際規格ISO14001の認証をはじめ多くの環境に対する認証を各企業が積極的に取得しています。

一方、越前市では規模や経済的理由でISO14001の取組み難い事業所対象に簡易版環境認証制度「ES えちぜん」を設け、その取得を推進していました。

時代背景から、そのESえちぜんは無くなりましたが、今日まで培ってきた環境マネジメントを終わらせるのは、非常に勿体無く社内協議を進めた結果、ESえちぜんの原点である、『KES・環境マネジメントシステム』を新たに取得する運びとなりました。

平成27年12月より勉強会を重ねて調査検討し、平成28年5月に環境マネジメントシステム認証登録を果たしました。現在、環境負荷の軽減を考慮して環境方針と改善目標を立て取り組んでいます。

第一事業所の目標は、電力原単位削減、方流水BOD規定値以下の管理、脱水ケーキ含水率管理、各浄化センター美化推進の4項目です。

環境宣言

基本理念

株式会社福井プラントメンテは、地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し、組織を挙げて環境負荷の低減及び環境保護に努力します。

方  針

株式会社福井プラントメンテは、公共下水道最終処理施設及び下水マンホール施設の官公庁からの運転管理受託業務推進に於いて、環境負荷低減を目的に環境マネジメント活動を推進して地球環境との調和を目指します。

(1)環境関連の法遵守と汚染の予防、環境保護の推進
環境に関する法律や協定の要求事項を遵守し、自己基準を設けて環境汚染の予防及び環境保護を推進するとともに、環境マネジメント活動の継続的改善を図ります。
なお、環境保護には、持続可能な資源の利用、気候変動の緩和及び気候変動への適応などを含みます。
(2)省エネルギー・省資源などの推進
電力や重油の使用に於ける省エネ改善活動に取り組むと共に、下水処理や一般廃棄物焼却に於ける技術向上を図ります。
(3)環境管理重点内容
当該施設に係わる環境影響のうち、以下の項目を環境管理重点テーマとして取組みます。
  • ① 施設内の電力・重油使用量削減
  • ② 法規制に係わる項目の遵守(下水道法・環境基本法)
  • ③ 施設場内外の清掃等啓発活動
(4)環境啓発活動の展開
この環境方針を全従業員に周知し、一人ひとりが環境負荷低減活動を積極的に実践できる組織にします。また、外部の要求に応じて公表します。
(5)地域社会への環境保全活動
地域社会に目を向けた環境改善活動に積極的に参画します。

上記の方針達成のために、環境改善目標を定め、定期的に見直し環境マネジメント活動を推進します。

制定日:2021年4月1日
株式会社 福井プラントメンテ
代表取締役社長 大島 建司

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